子供の大学教育資金の貯め方は？　インデックス型投資信託を月２万円積立てる３つのメリット

子供の大学教育資金はどのように貯めていますか？

学資保険をされている方もいらっしゃるかもしれません。私も１人目は学資保険て貯めましたが、２人目は横浜市の児童手当（２人で月２万、15歳まで）をそのままインデックスファンドへ積立て投資しています。

ここではインデックスファンドを月２万円で積み立てる場合の３つのメリットについてご紹介します。

複利計算の効果を少しでも分かってもらえばと思います。

大学教育資金を400万円と設定する

18歳までに教育資金大学の教育資金400万円を貯める想定です。

子供が２人いて、横浜市の児童手当（１５歳まで１人あたり１万円、２人で月２万円の手当）をそのままインデックスファンドへ毎月積立投資するとします。

インデックス型投資信託　積立て３つのメリット

積立なので勝手に貯められる

積立”貯金”と同じく、積立”投資”なので証券会社で月２万円の積立設定をしておけばストレスなく積み立てることができます。

余談ですが、マネックス証券の場合、マネックスカードを作って「クレカ積立」を利用すれば1.1％のマネックスポイントが付与され更にメリット有りです。

▼マネックスカード

https://info.monex.co.jp/service/monex-card/index.html

分配金の再投資で福利的な運用が可能

投資信託の場合、運用収益を投資家に分配せず再投資をすれば、その利益に対してもさらに運用益を得ることができます。いわゆる複利的な効果があります。

運用によって得られた投資成果が分配金として支払われるのではなく、ファンド内で運用され続けることにより、利益が利益を生みます。

福利効果は利益を拡大させる一方で、損失も拡大するデメリットもあります。しかし、15年の長期運用するとプラスリターンに収まる傾向があるためリスクを把握した上で福利効果を享受したいところです。

経済指標に自然と興味をもつようになる

インデックスファンドは特定の経済指標（インデックス）と同じ値動きするよう運用される投資信託のことです。経済指標に言わずもがな興味を持つようになり、結果的に金融リテラシー（金融や経済に関する知識や判断力）が身についていくことでしょう。貯蓄と違うメリットです。

実際に最終積立金額を計算

私の場合を例にして想定積立金額を計算してみます。

インデックスファンドは積立NISAでも採用されている、「eMAXIS Slim（イーマキシススリム）　全世界株式（オール・カントリー）」で、日本を含む先進国および新興国の株式市場の値動きに連動する投資成果をめざしているものです。

これを毎月2万円、積立運用期間：15年間とし、想定利回り1%、2%、3%、4%の場合についてそれぞれの最終積立金額を表にしました。

結果、想定利回り1%においては元本360万＋運用利益28.2万円で388万円となり、ほぼ狙いの400万円を達成することができます。また、400万円以上を達成しようとすれば想定利回り2%で達成することができます。

運用利益部分を見れば複利効果のが分かります（実際には運用益に対して税金がかかるためもう少し減ります）。

インデックスファンドの平均利回りは3～6%程度と言われているので、無理のない運用で達成できる可能性があります。但し、確定ではなくマイナスになるリスクはあるので注意は必要です。

まとめ

今回は、インデックスファンドの積立てに関してメリットをお伝えしました。複利効果を考えた場合、現在の定期預金（金利0.3%）と比較して魅力的であることをお伝えしました。

インデックスファンドは投資であり、元本保証はありませんので元本割れするリスクを考慮した上でご検討下さい。

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